米国女子ゴルフツアーのDIOインプラントLAオープンが21日、米カリフォルニア州のウィルシャーCCで開幕する。最近2戦が4位、2位と好調の渋野日向子(23=サントリー)が前日20日(日本時間21日)、WOWOWなどのインタビューに応じ、「とりあえず、予選通過できるように頑張ります。心配しいなんで」と控えめに意気込んだ。

前週大会が行われたハワイから米西海岸に移動。前日に時差ぼけで寝坊したことを明かした。「疲れているわけじゃなかったんですけど、まだ時差ぼけがあるのでずっと眠いです。昨日もほぼ初めてかな、1時間寝坊しちゃった」と照れ笑い。「朝、起きるのがしんどい。こんなに目覚ましの音で起きないと思わなかった。気付いた時には出発時間でした。練習日だから良かったけど、しっかり気を引き締めないと」とした。

コースの印象は「グリーンが癖がある。乗せるのも難しいちっちゃなグリーンもあったり、この18番も変なグリーンだったり」とした。米国西海岸特有のポアナ芝について「安定のね。嫌いやわー。慣れは全然ないです。ポコポコはねるから」と苦笑いした。

今季から米女子ツアーに本格参戦。前週のハワイ・ロッテ選手権は2位で、ツアーメンバーとして初優勝はお預けとなった。「悔しさは18番が終わって一瞬だけでしたね。一瞬だけめっちゃ悔しかったけど、その後はもうやり切ったなと」。気持ちはすでに切り替わっている。

前週大会では、地面の球を直接ドライバーで打つ“直ドラ”を披露した。「(今大会のコースは)できるところが…。後半はあるかなと思うんですけど。狙えそうだったら、いけたらいいかな」と、披露する可能性も示唆した。