米ツアー本格参戦2年目の古江彩佳(22=富士通)は「久しぶりの分、細かい動きなどができなかった」と振り返った。

10番からのインスタート。最初の10番パー4で第2打がグリーン左にこぼれ、アプローチも寄らず、ボギー発進した。11番パー5でバーディーとバウンスバックに成功。16、17番でも連続バーディー。前半は3つ伸ばした。後半に入り、5番パー4でもバーディー。一時は首位に立ったが、6番から3連続ボギーでスコアを落とした。「ボギースタートでリズムが悪かった。立て直したんですけど、最後の3連続ボギーはちょっと悔しいかな」と話した。

初めて回るコース。中盤は強い風に悩まされた。「風の強さは難しくて。まだまだ経験も足りないので、仕方ないところでもあるかな」。オフにスイング調整にも取り組んだ。「ぼちぼち良かったかな。悪くはなかったと思う」とまずまずといった表情を見せた。

153センチと小柄な古江は、190センチ以上の元メジャーリーガーのジョシュ・ベケット氏とロジャー・クレメンス氏の2人と回り、71の9位発進となった。笑顔も多かったが、第2ラウンドに向けて「うまく楽しんで、じっくり自分のゴルフができたら」と話した。