76年モントリオール五輪のバスケットボール男子日本代表選手らが、日本バスケットボール推進協議会を設立し、15日、都内で会見を開いた。

 会長はモントリオール五輪代表の谷口正朋氏。もともとは「五輪会」の名称で任意団体として活動してきたが、日本協会に提言していくためにも、社団法人化し、名称も変更した。

 バスケット経験者として、日本協会にアドバイスをしていくことが、社団法人化した1つの狙い。任意団体時代には、日本協会の大河正明専務理事に3回面談を申し込んだが、断られている。社団法人化し、立場を強めたことで、引き続き対話を求めていくという。 一昨年、旧体制だった日本協会が国際連盟(FIBA)から資格停止処分を受けた。現在は処分解除に尽力した川淵三郎会長らが中心となり、新体制を運営している。「第2協会」との指摘に関しては否定も、一部からは登録費の値上げ、今秋開幕のプロリーグ、Bリーグへの批判も出た。