リオデジャネイロ・パラリンピック男子シングルス8強、ダブルス4位の三木拓也(28=トヨタ自動車)が、シングルス2回戦で世界ランク6位で第5シードのステファン・オルソン(30=スウェーデン)に6-0、6-4のストレートで快勝した。

 通算6度目の対戦で難敵から挙げた初勝利に「1回戦の戦いぶりをビデオに撮って研究しました。戦略が決まりました」としてやったり。バックサイドを鋭いスライスで攻めることで相手を動かし、十分な体勢でフォアを打たせなかった。19日の準々決勝では世界ランク1位のステファン・ウデ(46=フランス)と対戦するが、「リオで負けているので…。十分な形で決定力のあるフォアを打たせないことがポイント」と連日の大物食いを狙う。

 リオと同じ真田卓(32=凸版印刷)とのダブルスでもベスト4に進んだ。