出場停止期間。練習こそできたが、チームへの同行は許されない。千葉市の練習場に居残ったとき、当初は寂しさと空虚感に包まれた。先の見えない苦しみの中、会社の先輩、後輩、チームメートは「頑張れよ」と声をかけてくれた。両親からも「体は大丈夫か」と気遣われた。何げない言葉も「それがうれしかった」。感謝の気持ちはプレーで伝えたい。最後まで執念深くシャトルを追った。
今後は7月の全日本実業団選手権(5日開幕、秋田)出場後、カナダオープン(11日開幕、カルガリー)USオープン(19日開幕、アナハイム)に自費で出場する。「応援される選手になりたい。自分の行動、立ち居振る舞いを見ていただきたい」。3年後の東京五輪へ、この日の涙を糧にしていく。【田口潤】
◆日本ランキングサーキット大会 99年から開催。国際大会出場の日本代表選手を除いた日本ランキング上位32人(組)によるトーナメント戦。日本ランキングポイントの加算対象で、日本代表選考の大会でもある。



