フィギュアスケート女子の紀平梨花(15=関大KFSC)が25日、公の場で初めて4回転サルコーを決めた。

 愛知・豊田市の中京大アイスアリーナで行われた全日本ジュニア強化合宿の公開練習で、23本目に成功。国際スケート連盟公認大会で跳べば安藤美姫に次ぎ女子2人目となり「もっと確率が上がれば(構成に)入れることも考えたい。後々の武器になれば」と笑った。昨年9月のジュニアグランプリシリーズ・スロベニア大会で女子7人目のトリプルアクセル(3回転半)に成功。18年平昌五輪は年齢制限で出場できないが「その先に出られるように」と22年北京五輪を見据えた。