バスケットボール女子の元日本代表ガードでトヨタ自動車の大神雄子(34)が2日、今季のWリーグ(7日開幕)を最後に現役引退する意向を表明した。

 リーグ開幕に向けた記者会見後に「自分の中では今年でラストシーズン」と述べた。今後は指導者としての道を模索するという。

 大神は愛知・桜花学園高から2001年にジャパンエナジー(現JX-ENEOS)入りし、主力として活躍。日本代表では04年アテネ五輪に出場した。

 08年には米女子プロWNBAのマーキュリーでプレーし、同リーグで2人目の日本選手となった。トヨタ自動車には15年から所属している。「これからもバスケットボールには携わっていきたい。どんな形であれ、盛り上げたい」と話した。