20年東京五輪開幕1000日前となった28日、各地で記念イベントが開催された。東京・日本橋では中央通りを封鎖して、小池百合子都知事らによるカウントダウン・デーカウンターのお披露目のほか、競泳の入江陵介や重量挙げの三宅宏実らメダリストも参加して、新種目のバスケットボール3人制などの体験会が行われた。組織委員会で文化・教育委員会委員を務める歌舞伎役者の市川海老蔵もバスケ3人制を体験し「NBAなどとは違った面白さがある」と感想を語った。

 東京タワーのライトアップ点灯式には、カヌーの羽根田卓也、空手の植草歩らが出席。羽根田は「3年前などではなく1000日と聞くと、いよいよ近づいてきたと盛り上がってきますね」と話した。競泳の今井月は東京・原宿のアシックス原宿フラッグシップで一日店長を務めた。大舞台へ「もう1000日かとの印象。1年1年、1日1日を大切にしたい」と表情を引き締めた。