フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第4戦NHK杯(10日開幕、大阪市中央体育館)に出場する日本人選手が9日、大阪市内のホテルで前日会見に臨んだ。

 午後からの練習で右足を痛めた羽生結弦(22=ANA)は欠席し、日本スケート連盟の担当者から「現在治療中で、この記者会見には出席できないことをお知らせします」と説明があった。

 女子では左股関節の疲労骨折から320日ぶりの実戦復帰となる宮原知子(19=関大)が「とにかくいい状態に持ってくることを重視してきて、だいぶ感覚も良くなってきた。後は会場の雰囲気や試合の雰囲気を楽しんで、思い切って演技をしたい」と決意表明。GPデビューとなる白岩優奈(15=関大KFSC)も「去年までずっとテレビで見てきた憧れの舞台。出場させてもらえることがすごくうれしいし、自分が出来ることを出し切りたい」と意気込んだ。