スノーボード女子の鬼塚雅(19=星野リゾート)が13日、欧州遠征から成田空港着の航空機で帰国した。

 スロープスタイルで結果を出してきたが、今回は平昌(ピョンチャン)五輪の新種目ビッグエアのW杯イタリア・ミラノ大会に出場し、決勝に進めず7位だった鬼塚は「めっちゃ不完全燃焼です。練習していた技を出せず悔しい」。優勝できる自信もあっただけに悔しさもひとしおだった。

 技の難易度を下げて、上位6人が突破できる予選に挑んだが、万全を期した策が裏目に出た。今後は「予選から攻めていこう」と難易度の高い技で臨む意向を示した。次戦は今月下旬のW杯北京となる。「雪山の練習で足りないと思った部分があった。そこを修正したい」と語った。