ハンドボール女子日本代表が「変幻ディフェンス」で世界に挑む。世界選手権(12月2日開幕、ドイツ)の壮行会が13日、都内で行われ、ウルリック・キルケリー監督(45)は「複数の守備システムで臨み、そこからの速攻で戦いたい」と話した。

 ゴール前を一線で守る基本的な6-0と、リオ五輪予選前に取り組んでいた前線3人が相手にプレスをかける3-3を併用。試合の中でも頻繁に変化させて、相手に的を絞らせない。「急に変わるので、相手は戸惑う。それも狙い」と原希美主将(26)。強豪ぞろいの1次リーグだが、変幻守備からの速攻で決勝トーナメント進出(1次リーグ4位以内)を目指す。