平昌(ピョンチャン)で冬季五輪史上最多の8度目の出場を目指す大ベテランの葛西紀明(土屋ホーム)は113・5メートルにとどまり、34位での予選通過となった。公式練習から飛距離が伸び悩み「(感触は)いまいち。まずいぞ」と苦笑いを浮かべた。

 一方、50人による本戦進出には「ほっとしている」と本音も漏らした。18日は団体戦が実施される。焦らないことが大事と言い「(小林潤ら)若手がだいぶ調子を上げてきてくれている。それに引っ張られるように頑張りたい」と話した。