スノーボード男子ビッグエアの大久保勇利(17=ムラサキスポーツ)が5日、アメリカ・カッパーマウンテンでのW杯に向けて成田空港を出発した。

 今季からW杯に参戦した大久保は、2日に行われたドイツのメンヘングラッドバッハ大会で2位となり、初めて表彰台に上がった。「いつも通りの練習の成果を出して、アメリカでは、もっと上の1位を目指したい」と力強く言った。

 まだ公式戦では決めたことのない大技「バックサイド1620」にも挑むと話し、「80%くらい成功すると思う。いける手応えはある」と笑みを浮かべてうなずいた。