国際オリンピック委員会(IOC)のバジェット医事部長は5日、スイスのローザンヌで記者会見し、ロシアの国ぐるみのドーピング問題を受けた対応策として、来年2月の平昌(ピョンチャン)冬季五輪前に計2万0000件以上の検査を実施する見通しを明らかにした。
4月から10月までの間に既に約7千検体を調べ、ロシア選手は最多1240件。対象は62カ国・地域の4千人以上に及んだという。
IOCは世界反ドーピング機関(WADA)などと協力して作業部会を設置。国際競技連盟や各国の反ドーピング機関に対して違反の可能性が高い競技、国籍のほか、世界ランキング20位以内や近年劇的に成績が伸びた選手を集中的に抜き打ちで検査するよう求めている。バジェット医事部長は「大会前検査のシステムは、これまでで最も強固だ」と自信を示した。



