SP2位から逆転優勝を目指した田中刑事(23=倉敷芸術科学大)はフリーで175・81点、合計267・15点で2位だった。SP3位から追い上げを目指す無良崇人(26=洋菓子のヒロタ)が直前の演技で高得点をマークしたが、プレッシャーの中で自らの滑りを貫いた。

 演技後の田中は「緊張感の中で集中力を出すことができた。いい方向に向きました」とホッとした表情。

 3枠を争う五輪代表に関しては「できることはやったので、少しゆっくりしたい」と話した。