混合ダブルスは、森薗政崇(22=明大)伊藤美誠(17=スターツ)の「もりみま」ペアが、決勝で軽部隆介(29=シチズン時計)松本優希(24=サンリツ)組に3-0のストレートで勝ち、初優勝した。

 第1ゲームを11-8で先取すると、第2ゲームも11-9で接戦をものにした。第3ゲームは1-6とリードを許したものの、7連続得点で一気に逆転。9-10とセットポイントを奪われても、13-11と競り勝った。

 今大会は初ペアだが、昨年4月のアジア選手権では中国ペアを破って準優勝の実績を持つ。大会前の準備は少なかったが、年下の伊藤が主導権を握って引っ張る「かかあ天下」で息はぴったり。決勝でもコンビネーションの良さを披露した。準決勝ではお互いが男女ダブルスでペアを組んで昨年の世界選手権でメダルを獲得した大島祐哉(23)早田ひな(17)組に3-1で勝利。2020年東京五輪の新種目となった混合ダブルスで、「もりみま」が18年の好スタートをきった。