平昌五輪金メダリストで初出場のアリーナ・ザギトワ(15=ロシア)は、79・51点で2位発進となった。

 基礎点が1・1倍の演技後半に組み込んだ得点源のルッツ-ループの連続3回転ジャンプでは、後半のループの着氷時にバランスを崩し「もっとうまく跳べたのに」と悔やんだ。五輪の後にさまざまなイベントが続き、普段の練習に戻るのが難しかったと明かし、「今日は演技を通じてつらかった」と弱音を吐いた。

 また、歴代3位となる80・27点で首位発信した地元イタリアのカロリナ・コストナー(31=イタリア)を「私のアイドル」とたたえ、「尊敬しているし、彼女がベストの演技をしたことがとてもうれしい」と語った。