JOCエリートアカデミーの入校式が1日、都内であった。

 春から入校する第11期生はレスリングや卓球など7競技13人。12歳以下で争う大会である東アジアホープス優勝などの実績を持つ卓球女子の小塩遥菜(12)は「自覚を持って、1日1日を大切にしたい。夢である世界選手権で金メダルが取れるように高い意識を持ち、やっていきたい」と抱負を語った。

 世界選手権に目標を置く理由については「世界選手権でメダルを取ったら、オリンピックにも行ける」と説明。同校では「競技力」だけでなく、「知的能力」「生活力」のなどの向上も目的とされている。小塩は「人間力を高め、あいさつやルールを守れるようにしたい」と話した。