卓球のアジア・カップは6日に横浜文化体育館で開幕する。5日は横浜市で組み合わせ抽選と記者会見が行われ、男子の張本智和(エリートアカデミー)が1次リーグで世界ランキング1位の樊振東(中国)と同じA組に入った。張本は「いい試練だと思って頑張りたい」と気を引き締めた。

 日本勢は男子が張本と丹羽孝希(スヴェンソン)、女子は石川佳純(全農)と平野美宇(日本生命)が出場。3月のドイツ・オープン女子シングルスで優勝した石川は「すごくいい流れできている。一球一球、頑張りたい」と抱負を語った。

 大会は男子16人、女子15人がそれぞれA~Dの4組に分かれ、1回戦総当たりの1次リーグを実施。世界ランク上位選手の集まるA~C組は2位までが準々決勝に進出。A~C組の3位とD組1位は準々決勝の残り2枠を懸けて争う。