東地区2位のアルバルク東京が、82-75の大逆転で西地区2位の京都ハンナリーズに先勝した。

 リーグ戦最終節でも2連勝した相手に前半はリードされ苦しんだ。エースの田中大貴(26)が相手のシューター岡田とのマッチアップで何度もかわされ3点シュートを決められるなどして、第2クオーター(Q)終了時点で34-45の劣勢だったが、逆にこれで火が付いた。

 第3Q開始から田中が奮起。3点シュートを決めると立て続けにシュートを決めて逆転。一気に勝利を引き寄せた。チーム最多タイの19得点を挙げた田中は「彼(岡田)は距離関係なく打ってくる。あれが前半のビハインドにつながったと思う。空気重かったので前半よりもギアを上げていこうと思った。明日も勝って次に進みたい」と気合を入れた。

 2勝先勝したチームが準決勝に進出する。