ラグビーの国際統括団体、ワールドラグビー(WR)は6日、19年ワールドカップ日本大会欧州予選の不正で処分したルーマニアとスペインの両協会の異議申し立てを退け、欧州代表をロシアとする判断が正式決定したと発表した。

 ロシアはW杯1次リーグA組に入り、9月20日の開幕戦で日本と対戦する。WRは5月、欧州予選1位だったルーマニアやスペインなど3カ国に当該国の代表資格を持たない選手が含まれる規定違反があったとして各協会を処分。欧州代表はルーマニアからロシアに変更となり、スペインも欧州・オセアニア・プレーオフに回る予選2位の座を失っていた。