世界19位の大坂なおみ(20=日清食品)が、4大大会最多タイ24度目の優勝を狙った元世界ランク1位のセリーナ・ウィリアムズ(米国)に6-2、6-4の1時間19分でストレート勝ち。日本男女を通じて史上初めて4大大会シングルス優勝の快挙を達成した。

北の大地も“札幌市民”の活躍に沸いた。日米二重国籍である大坂の日本の住民票は札幌市にあるが、これまで試合やイベントで、北海道を訪れたことはないという。17日開幕の「東レ・パンパシフィック・オープン」の出場を予定していることから、北海道テニス協会の蒲生清常務理事(63)は「個人的にですが、もしスケジュールが合えば、ぜひ北海道に来ていただきたい。地震で被災した道民も元気をもらえると思います」と期待した。