24日に開幕する卓球の新リーグ「Tリーグ」で木下グループが運営する木下アビエル神奈川から参戦が決まった石川佳純(25=全農)が5日、都内で記者会見を行った。

すっきりした表情で会見場に姿を見せ「(20年)東京(オリンピック)に向けても、強い選手がたくさんいるのは、素直にうれしいです。みんな初めての挑戦なので、良いチームになるように頑張りたい。もちろん、出るからには優勝したい」と力強く言った。

木下アビエル神奈川からの参戦を決意した理由を「男子選手もいるし、練習環境がすごくいい」と話した。すでに数回、練習に参加していると話し、男子の木下マイスター東京には、リオオリンピック(五輪)シングルス銅メダルの水谷隼(29)や張本智和(15)などトップ選手が在籍。すでに、高いレベルで練習できる最高の環境が用意されている。

また、リーグには外国選手も多数参戦を表明している。「レベルアップできると思う」と前向きに話した。

また、参戦を表明していない伊藤美誠(スターツ)に対し、「参加すれば盛り上がると思う。出場することになればすごくいいことだと思う」とラブコールを送った。

チームは、26日に東京・アリーナ立川立飛で行われる日本ペイントマレッツ戦で初戦を迎える。「(26日からの)3連戦には出ます。いいプレーをして卓球が楽しいと思ってもらえれば」と意欲を見せた。