昨年銅メダルの白井健三(22=日体大)が84・531点の7位で、2大会連続のメダルはならなかった。

右足首痛を抱える内村航平(29=リンガーハット)が、棄権した前回に続き出場を断念する中、03年から11大会連続の日本勢メダルの歴史が途切れた。

萱和磨(21=順大)も84・765点の6位でメダルを逃した。

男子個人総合決勝を終え、表彰式で笑顔の6位の萱和磨(右)と7位の白井健三(共同)
男子個人総合決勝を終え、表彰式で笑顔の6位の萱和磨(右)と7位の白井健三(共同)


<全種目終了時の順位>

(1)アルトゥール・ダラロヤン(ロシア)87.598

(2)肖若騰(中国)87.598

(3)ニキータ・ナゴルニ(ロシア)86.331

(4)孫イ(中国)85.898

(5)サミュエル・ミクラク(米国)85.273

(6)萱和磨84.765

(7)白井健三84.531


<白井健三:第6種目鉄棒>

コバチなど離れ業もしっかりキャッチ、着地も動かず満面の笑みで演技を終える。Dスコア5.800、Eスコアは8.200の14.000

白井健三の鉄棒(共同)
白井健三の鉄棒(共同)
鉄棒を終え、ガッツポーズする白井健三(共同)
鉄棒を終え、ガッツポーズする白井健三(共同)

<萱和磨:第6種目ゆか>

前方系の宙返りをしっかり決め、終末技も着地がピタリ。最後はガッツポーズ演技を終える。Dスコア5.700、Eスコアは8.100の13.800

床運動を終えガッツポーズする萱和磨(共同)
床運動を終えガッツポーズする萱和磨(共同)

<5種目終了時の順位>

(1)アルトゥール・ダラロヤン(ロシア)73.432

(2)肖若騰(中国)73.365

(3)サミュエル・ミクラク(米国)72.907

(4)ニキータ・ナゴルニ(ロシア)72.431

(5)孫イ(中国)71.632

(6)萱和磨70.965

(7)白井健三70.531


<白井健三:第5種目平行棒>

マクーツで少し力が入る、その後はミスなく着地で小さな1歩。Dスコア5.800、Eスコアは8.066の13.866

演技後に異議が通り0.400点数があがり、14.266に。

<萱和磨:第5種目鉄棒>

伸身トカチェフ、トカチェフも綺麗な姿勢、降り技伸身の新月面も着地ピタリ。ガッツポーズ。Dスコア5.700、Eスコアは8.033の13.733


首位を走っていたリオ銀のベルニャエフ鉄棒の着地でミス、順位を落とす


<4種目終了時の順位>

(1)肖若騰(中国)58.032

(2)アルトゥール・ダラロヤン(ロシア)57.866

(3)ニキータ・ナゴルニ(ロシア)57.565

(4)サミュエル・ミクラク(米国)57.466

(5)萱和磨57.232

(6)孫イ(中国)56.832

(8)白井健三56.265


<白井健三:第4種目跳馬>

シライ/キム・ヒフン着地にミスなくピタリ、Dスコア5.600、Eスコアは9.566。高得点15.166

白井健三の跳馬(共同)
白井健三の跳馬(共同)
白井健三の跳馬(共同)
白井健三の跳馬(共同)

<萱和磨:第4種目平行棒>

足先まで伸びた演技、着地はひねり決めた。Dスコア6.300、Eスコアは8.466の14.766

萱和磨の平行棒(共同)
萱和磨の平行棒(共同)

<3種目終了時の順位>

(1)オレグ・ベルニャエフ(ウクライナ)44.698

(2)肖若騰(中国)43.166

(3)サミュエル・ミクラク(米国)42.866

(4)ニキータ・ナゴルニ(ロシア)42.799

(5)アフメト・オンデル(トルコ)42.765

(6)アルトゥール・ダラロヤン(ロシア)42.733

(7)萱和磨42.466

(15)白井健三41.099


<白井健三:第3種目つり輪>

静止技もピタリ、着地は踏ん張り止まった。Dスコアは5.700、Eスコアは7.966の13.666


<萱和磨:第3種目跳馬>

ドリッグス、着地は1歩。得意のガッツポーズ。Dスコア5.200、Eスコアは9.166で14.366



<2種目終了時の順位>

(1)アンドレイ・ムンテアン(ルーマニア)

(2)オレグ・ベルニャエフ(ウクライナ)

(3)肖若騰(中国)

(4)サミュエル・ミクラク(米国)

(5)フェルハット・アルカン(トルコ)

(6)アーチュール・ダフチャン(アルメニア)

(11)萱和磨

(15)白井健三


<白井健三:第2種目あん馬>

旋回時に少しの乱れ、着地は決める。Dスコアは5.400、Eスコアは7.133の12.533

白井健三のあん馬(共同)
白井健三のあん馬(共同)

<萱和磨:第2種目つり輪>

Dスコアは6.100、Eスコアは7.900の14.000

萱和磨のつり輪(共同)
萱和磨のつり輪(共同)

<1種目終了時の順位>

(1)白井健三

(2)アルトゥール・ダラロヤン(ロシア)

(3)DAVTYAN Artur(アルメニア)

(4)ニキータ・ナゴルニ(ロシア)

(5)MUNTEAN Andrei Vasile(ルーマニア)

(6)サミュエル・ミクラク(米国)

(7)萱和磨


<白井健三:第1種目ゆか>

最初の技G難度リ・ジョンソン着地成功、得意のひねりを生かした演技構成で最後は自身の名前が付いたシライ/グエンの着地も1歩。14.900

ゆかの演技を行う白井(AP)
ゆかの演技を行う白井(AP)
床運動を終え、ガッツポーズする白井健三(共同)
床運動を終え、ガッツポーズする白井健三(共同)

<萱和磨:第1種目あん馬>

ブスナリを抜きセア倒立でスタート。ミスすることなく大きな旋回、着地も完璧に決める。代名詞の大きなガッツポーズも飛び出した。14.100

萱和磨のあん馬(共同)
萱和磨のあん馬(共同)
あん馬を終え、ガッツポーズする萱和磨(共同)
あん馬を終え、ガッツポーズする萱和磨(共同)

◆試合前

萱和磨、観客に手を振りながら入場

第1班の白井健三は、全選手で最後の入場


<予選終了時の上位6人>

(1)肖若騰(中国)

(2)ニキータ・ナゴルニ(ロシア)

(3)サミュエル・ミクラク(米国)

(4)アルトゥール・ダラロヤン(ロシア)

(5)孫イ(中国)

(6)白井健三

(10)萱和磨