体操女子のリオデジャネイロ五輪代表宮川紗江選手(19)が10日、自身が明らかにした塚原光男副会長(70)、塚原千恵子女子強化本部長(71)のパワハラが第三者委員会の調査で認められなかったことについて、「とにかく信じられない」と代理人弁護士を通じてコメントした。

この日、日本協会は第三者委員会の調査結果を受けて都内で臨時理事会を開き、塚原光男副会長(70)、塚原千恵子女子強化本部長(71)に対し、処分を課さないことを決めた。

宮川を教える速見佑斗コーチ(34)もこの結果に対し、代理人弁護士を通じて「言った言わない、はあるにせよ、少なくともNTC(味の素ナショナルトレーニングセンター)の利用、海外遠征派遣に制限があったことは認めてもらいたい」とコメントした。