26日から開幕するテニスの4大大会、全米オープン(ニューヨーク)で、2連覇を狙う世界1位の大坂なおみ(21=日清食品)が会見を行い、先週の前哨戦シンシナティ大会で痛めた左ひざに関しては「どんどん良くなっている。幸いにも、治りが早いの」と、問題ないことを強調した。大坂は、1回戦で同93位のブリンコワ(ロシア)と対戦する。主な一問一答は以下の通り。

-ケガの具合は。

大坂 どんどん動けるようになっているし、もう大丈夫だと思う。痛みはないし。

-ウィンブルドンの後、どんな感じで過ごしていたか。

大坂 (全仏の)クレーも、(ウィンブルドンの)芝も、ちょっと大変だった。だから、大好きなハードコートのニューヨークや東京の試合のことを考えて前を向いた。

-前回女王として全米に戻ってきた。

大坂 もちろん、初めての経験だけど。そんなに意識してないわ。自信もあるし。

-1回戦への意気込みは。

大坂 1回戦はとても難しい対戦よ。どの大会でも1回戦は緊張する。それに、知らない相手だし、相手は失うものはない。そういう相手とは難しいものよ。

-今年3月のインディアンウエルズの大会で、初めて2連覇がかかったが、その経験が生きるか。

大坂 前年女王が、どんな気持ちか、どんなプレッシャーを受けるか学んだわ。絶対に生きると思うわ。心配なんてしてない。