羽黒が208センチセネガル人留学生の高さに屈した。ゴール下で失点を重ねただけでなく、前日の1回戦で強豪土浦日大(茨城)から81得点を奪ったシュートの精度も欠いた。

司令塔の樋口蒼生主将(3年)は「自分たちは(平均身長が)小さいので走るバスケが一番なのは分かっていたが、相手の高さに焦ってシュートを打ってしまった」と反省。点差を詰めたい気持ちも強まって心も乱れ、3点シュートも18本放って得点は1本だけ。卒業後は中大に進学するが「経験は積めたので、ドリブルもパスも、もっと成長したい」。3年間で県内では1敗の常勝チームに成長させたことには胸を張った。