世界4位の大坂なおみ(22=日清食品)が、東京オリンピック・イヤーの開幕を勝利で飾った。同23位のマリア・サカリ(ギリシャ)に6-2、6-7、6-3の2時間7分で下し、フィセッテ新コーチとのコンビでも記念すべき初勝利となった。最終セットは0-2と追いかける展開だっただけに、フィセッテ・コーチも「サーブに救われた」とほっとした表情だった。2回戦では同14位のケニン(米国)と対戦する。対戦成績は大坂から1勝2敗。

大坂は、第1セット、1-2の第4ゲームで、自分のサービスゲームを失いそうになるピンチ。しかし、それを耐え、そのゲームを奪うと、一気にエンジンがかかった。第4ゲームから4ゲーム連取し第1セットを奪うと、第2セットはタイブレークに。第2ポイントでは、フォアを決め、今季初の「カモーン!」が飛び出した。しかし、第4ポイントで、相手のバックがネットにかかって入り、そこから大坂は連続失点でタイブレークを落とした。いらいらが募り、今季初のラケット投げ捨てもあった。

最終セットも最初の自分のサービスゲームを失い、0-2とピンチ。そこで、何とか踏みとどまり2オールに追いつき、3オールから一気に3ゲーム連取で勝利にひた走った。相手のサカリとは過去2勝1敗。勝った2勝もフルセットで、タフな開幕戦を切り抜けた。