フィギュアスケート世界選手権(カナダ・モントリオール、16~22日)の中止が決まった12日、出場予定だった日本男子の羽生結弦(25=ANA)が日本スケート連盟を通じてコメントを出した。

「中止になってしまったことは残念ではありますが、選手のみならず、観に来られる皆さまや大会運営のスタッフの方々への感染拡大のリスクが、少しでも減ったことに安堵する気持ちもあります。このような状況の中で、選手に競技の場を設けようとギリギリまで尽力してくださったISU(国際スケート連盟)に感謝の意を申し上げます」

「今回の中止を受けて、改めて新型コロナウィルスについて、また、ウィルス感染について考える機会ができたと思っています。このような対応がなされたからこそ、より一層、注意を払って生活していかなくてはと思いました」

「そして、今シーズンの最後まで応援してくださった方々、本当にありがとうございました。

来シーズンに向け、今の限界の先へと行けるよう、練習していきます」(原文まま)