NBAウィザーズの八村塁(22)が19日、チームメートとともに人種差別など社会問題を訴え、本拠地首都ワシントンでデモ行進した。

チームの公式ツイッターでは、八村が「黒人の命も大事」と英語で胸にプリントされた黒いTシャツ姿で、「ともに立ち上がろう」という文字とチームのマークが入った横断幕を掲げ、主力のビールやウォールらとシュプレヒコールを繰り返す様子が紹介れた。

白人警官による黒人男性の暴力死を受け、全米で抗議活動が広がっている。現地メディアによると、奴隷解放記念日にあたるこの日はとりわけ、人種差別撤廃などを求めるデモが各地で活発に行われた。

八村らウィザーズの選手は市内中心部にある、公民権運動の指導者マーティン・ルーサー・キング牧師の記念碑まで練り歩いた。