レバンガ北海道は名古屋ダイヤモンドドルフィンズに54-89で敗れ、2年連続の開幕戦白星を逃した。新加入のジョーダン・テイラー(31)の合流が間に合わず、ファイ・パプ月瑠(31)もコンディション不良で欠場。10人で戦ったが、宮永雄太新監督(39)の初陣を飾れなかった。

序盤から目指す激しい守備は見せるも、ぎりぎりのところでファウルを取られ、度重なるフリースローから、じわじわ引き離された。宮永監督は「手を使ってしまうことが多くなり、審判のコールにも前半のうちにアジャストできなかった自分たちの問題」。橋本は「もったいないファウルもあった。ただ、それで引いてしまうのではなく、自分たちのルールを徹底しながら賢い選択をしていかないと」と反省した。

そんな中、新加入のメイヨはチーム最多の20得点、ウィリアムズも3点シュート2本を含む計14得点。ベテラン桜井も節目の500アシストを記録した。「まだシーズンは始まったばかり。この結果を受け止めて次に生かす」とメイヨ。チーム一丸で今季初勝利をつかみ取る。