フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ最終戦NHK杯が27日、大阪・東和薬品ラクタブドームで開幕する。アイスダンス・リズムダンス(RD)に向けて、午後0時10分からは、出場する日本勢3組が30分間の公式練習に臨んだ。

今季からカップルを結成した村元哉中(かな、27)、高橋大輔(34=ともに関大KFSC)組はデビュー戦となる。

高橋は上半身が白のシャツにネクタイ、下半身が黄色の衣装。村元は上半身がシルバー、スカートにかけてブロンズの衣装に身を包んだ。RD「マスク」の滑りを念入りに確認し、精力的に最終調整。息のあったツイズル(多回転の片足ターン)などを披露した。

今大会には全日本選手権2連覇中の小松原美里(28)、ティム・コレト(29=ともに倉敷FSC)組、今年2月の4大陸選手権に出場した深瀬理香子(23=大東大)、張睿中(23=カナダ)組も出場。優勝すれば、いずれのカップルもGP初制覇となる。RDは午後5時18分から行われる。