京産大が関学大に競り勝って3位となり、全国大学選手権出場を決めた。

前半11分に関学大に先制されるが、その後はFWを軸に圧倒。前半16分、38分とトライを奪い、後半も2トライ。粘る関学大を振り切った。

就任1年目の伊藤鐘史監督(39)は「先週、同志社大に負けて理念を再確認した。週はじめから激しい練習でけが人が多く出たのは誤算だが、(この日の試合は観客席の)上からゆったり見させてもらった」。

ロックの田中利輝主将(4年)は「セットプレーを含め1つ1つ、愚直にやり続けた結果。(同大に敗れ)気持ち的に下がったところもあるが、切り替えていこうと。チーム理念である『ひたむき』をやり遂げたと思う」と振り返った。