四日市メリノール学院中(三重)が、192センチのセンター福王伶奈(3年)の高さで圧倒、76-51でEarnest(宮城)を退け、準々決勝に進んだ。

メリノールは第1クオーター(Q)立ち上がり4分を10-0として、勢いに乗った。その後、福王がリング下のプレーでゴールを重ねたかと思えば、176センチの深津唯生(2年)がリバウンドを取って、得点を加えた。第2Qこそ相手の反撃に遭ったが、第3Qを23-10として、勝負を決めた。

福王は23得点、9リバウンド、深津は22得点、15リバウンドをマークし、力の差を見せつけた。中学卒業後は名門・桜花学園高(愛知)への進学が決まっている福王は「今回は仲間に助けられたので、次は私が助ける試合をしたい。リング下は任せてもらい、得点とリバウンドを量産して貢献したい」と目標とする優勝に向け、気合を入れた。