谷田康真(26=コンサドーレ)は松村千秋(28=中部電力)とのペアで2連覇を目指す。4人制の日本選手権3連覇で北京オリンピック(五輪)の男子日本代表となる権利をつかんだ勢いのまま「日本カーリング史上初の2種目でのオリンピック出場を目指して頑張ります」と気合十分だ。14日に閉幕した同選手権後の3日間はオフと移動にあて、18日から青森入りし松村とアイスに乗っている。

4人制での五輪出場が最大目標も「手を抜くつもりは一切ありません」。昨年はMDでも複数回の合宿をこなし「自力が付いてきている感覚はある。自分たちのパフォーマンスに集中し、1投1投の精度をあげていけば、結果に必ずつながってくる」。連覇を果たせば日本代表に内定し、世界選手権(4月予定)で五輪出場枠獲得に挑戦できる。18、19年連覇の藤沢、山口ペアら強敵を退け、平昌五輪から正式種目となった混合複でも五輪切符を狙う。