東京五輪柔道男子73キロ級代表で五輪2連覇を狙う大野将平(29=旭化成)らが拠点とする天理大柔道部が9日、報道陣向けにオンラインで稽古を初公開した。

この日、昨年12月の東京五輪男子66キロ級代表決定戦で阿部一二三(23=パーク24)に敗れた19年世界王者の丸山城志郎(27=ミキハウス)の練習を公開。従来取材希望メディアは道場で取材していたが、今回は新型コロナウイルス感染拡大防止のため、代表メディア以外はオンライン対応となった。

10年世界選手権男子100キロ級覇者で天理大の穴井隆将監督(36)が企画・発案し、現地に行けないメディアを配慮した異例の対応で、約2時間の稽古映像を全てオンライン配信した。