ウィザーズの八村塁(23)がホームでのペリカンズ戦に先発し、約42分間の出場で6得点、3リバウンド、3アシスト、2スチールの成績だった。

同期の怪物ザイオン・ウィリアムソンとのNBA公式戦初対決に注目が集まった一戦。試合開始早々にジャンプシュートでチーム初得点を挙げ、約1分後にはダンクをたたき込んだ八村だが、その後のシュート成功は第2クオーター途中に記録した1本のみ。13本放ったフィールドゴールの成功率は約23%にとどまり、2本のフリースローも外した。

それでも守備では勝負所で見せ場をつくった。一進一退の攻防が続く中、延長戦でウィリアムソンへの相手パスをスチール。1度は八村がファウルを犯したとする笛が鳴ったが、自信を持ってベンチにチャレンジ要求をアピール。ビデオ判定の結果、判定が覆った。

この日はエースのビールも3点シュートの精度を欠くなど苦しんだが、それでもチームは延長にもつれこんだ接戦を制して3連勝。今季22勝33敗とした。