男子板飛び込みで予選、女子高飛び込みで準決勝、決勝が行われる。

男子板飛び込みは、須山晴貴(23=栃木県スポーツ協会)と伊藤洸輝(21=JSS宝塚)が出場する。

須山は高難度の種目をそろえて、自己ベストの462・30点は19年世界選手権5位相当にあたる。高得点が見込める一方で、板を踏み外して0点をとるなど大失敗も。見ている側をハラハラさせて、自分でも「周囲から『やらかす人』と言われる。『お前はやらかすからな』と言われてきた」と苦笑いする。準決勝進出の上位18人に入れば、五輪代表に内定。安定した試技をそろえて、確実に予選を突破したい。

伊藤は、村上との男子シンクロ高飛び込みで五輪出場を確実にしている。今大会2種目目の出場となる。

同種目予選は午前10時からスタートする。

女子高飛び込み準決勝は、五輪代表に内定している荒井祭里(20=JSS宝塚)が登場。技の難易度はそれほど高くはないが、最大の持ち味はノースプラッシュを連発する美しい入水。完成度の高さで、19年世界選手権は決勝に進出して9位。まずは準決勝12位に入って、その後に行われる決勝で上位を目指していく。

同種目準決勝は午後4時、決勝は午後6時から行われる。