5月7日、F1第4戦スペインGPの金曜フリー走行が行なわれ、メルセデスAMGのルイス・ハミルトンが1分18秒170のトップタイムを記録した。2位に僚友バルテリ・ボッタスがつけ、メルセデスAMGは午前のフリー走行1回目でもボッタスがトップタイムを記録するなど順調な仕上がりを見せた。

レッドブル・ホンダ勢はフリー走行2回目でソフトタイヤでのアタックラップを決められなかったため、マックス・フェルスタッペンが9位、セルジオ・ペレスが10位と出遅れた。しかし決勝想定のロングランではメルセデスAMGと同等のペースでの走行を見せている。

アルファタウリ・ホンダの角田裕毅はトップから0.449秒差の7位につけた。前戦ポルトガルGPで「自分がF1に慣れきっていないということが見えたので、バルセロナではFP1からそれを意識してもっとクルマの動きを繊細に捉えてどんな動きをするのかを見ながらマシンに慣れて行きたい」としていたが、大きなミスなく予選想定・決勝想定それぞれの走行を順調にこなした。(米家峰起通信員)