女子の村上礼華(ダイキアクシス)と「新ビーチの妖精」として人気の坂口佳穂(マイナビ/KBSC)組は、草野・橋本組に0-2で敗れた。

男子の部では国内ランキング1位の白鳥・石島組が、佐藤・平良組を2-0で下して準決勝に進出した。あす9日に男女共に準決勝、決勝が行われる。

ストレート負けを喫して村上は「サーブで押されて自分たちの思うような形ができなかった」。坂口も「(相手の)立ち位置が良くて打つところを迷った」と振り返り、「完全に向こうの作戦にはまった」と完敗を認めた。

22、23日(男子は大阪・グランフロント大阪、女子は東京・立川立飛)に行われる東京オリンピック(五輪)代表決定戦が控える。2週間後の一戦に向け、それでも坂口の表情は明るい。「なぜ乱れたのか分かっているので、代表決定戦までにしっかりと修正できると思っています」と自信をのぞかせた。