創部6年目の浜松湖北が、新人戦と秋季大会も通じて、初めて県4強に残った。科学技術に47-12で快勝した。新チームとなって約5カ月。宮司真弘監督(47)は「よくここまで成長してくれた。攻める気持ち、守備でも戦う気持ちを持ち、守りに入りすぎなかった」と話し、目標の4強達成を喜んだ。2015年春に同好会として発足。翌年春に部に昇格した。成長を続け、昨年2月には、東海選抜大会に初出場。実力に結果が伴ってきた。

NO8古橋広樹(3年)はチーム最多の3トライを挙げた。後半11分にキックからのボールを中央にトライ。14分後と終了間際にも決めた。「15人制でのトライは初めて。すごくうれしかった」。応援に来た母智世(ちよ)さんへの「母の日」のプレゼントになった。「喜ばせられたと思う」と笑顔を見せた。

23日の準決勝では、昨秋の県王者、東海大静岡翔洋と対する。県4強で満足するつもりはない。