今年の世界選手権日本代表の北海道銀行が1次リーグA組1勝2敗で3位となり、敗退した。上位2チームが準決勝に進出できたが逃した。

1勝1分けで臨んだ富士急戦。最終8エンド(E)で1得点して5-5の同点で延長へ突入。延長第9Eで不利な先攻で、相手の最後の1投がNO1を獲得して5-6で敗れた。

9月には22年北京五輪の日本代表決定戦(稚内市)でロコ・ソラーレと対戦する。今大会はその前哨戦としての直接対決に期待がかかったが、組が違ったため、実現することはなかった。スキップ吉村紗也香(29)は「優勝を目指してやっていたし、トライアル(代表決定戦)に向けて調整の段階でもあった。思うような結果にならなかったけど、この3試合を振り返って、ピンチの場面が多かった。課題は明確なので、しっかり修正していく」と、気持ちを切り替えていた。