日本男子のエースで、2年ぶりの出場となった世界56位の錦織圭(31=日清食品)が、1回戦を突破した。同113位のカルゾ(イタリア)に6-1、6-1、5-7、6-3の4セットで勝ち上がった。2回戦は、8月上旬のシティオープン準決勝で敗れた同61位のマクドナルド(米国)と対戦する。

錦織は、第3セットこそ落としたが、最初の2セットを圧倒。力の差を見せつけた。東京オリンピック1回戦でトップ10を撃破。準々決勝まで進み、直後に渡米。シティオープンでは4強に進んだ。

「久々に手応えを感じている」。東京五輪でつかんだ絶好調の感覚を逃さないために連戦した。しかし、それが疲労を生み、右肩痛となった。シンシナティ大会2回戦を棄権し、休養と練習に時間を割いた。「まだ100%ではないが、今日は問題なかった」。

昨年の大会は新型コロナに感染し、欠場した。14年に準優勝し、日本に社会現象を起こした得意の大会だ。順当にいけば3回戦で世界王者ジョコビッチ(セルビア)と対戦予定のタフドローだが、大好きな大会で再浮上を狙う。

◆全米オープンテニスは、WOWOWで全日生放送、WOWOWオンデマンドで同時配信される。