B1新潟アルビレックスBBはB2愛媛オレンジバイキングスを86-72で破り、プレシーズンゲーム2戦2勝とした。B1名古屋ダイヤモンドドルフィンズから移籍のPFジェフ・エアーズ(34)が新潟での実戦初登場。約18分間の出場で12得点、9リバウンドと、まだコンディションが整っていない状態ながら存在感を示した。新潟のプレシーズンゲーム最終戦は20日、愛媛とアオーレ長岡で対戦する。

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実力の一端を見せた。ベンチスタートの第1クオーター、エアーズは開始4分45秒でCチリジ・ネパウエ(32)に代わってコートイン。新潟での初得点は、その2分30秒後。オフェンスリバウンドを取ってリングに押し込む。さらに50秒後、3点シュートを成功。新潟のファンにあいさつ代わりの連続得点だった。

「アルビレックスのユニホームを着て、チームメートと試合ができたことが良かった」。Bリーグ在籍5季目だが、新潟の地で試合をすること自体が初。この日の会場はメインのアオーレ長岡ではなく、十日町市総合体育館。新型コロナウイルス感染防止のため、観客数は487人に絞られた。それでも「ファンの熱さは伝わった」と新潟デビュー戦の勝利を喜んだ。

17日の練習では古傷の左かかとに痛みがあった。「体調は65%くらい」。ベストには遠いが、チームにフィットするため平岡富士貴監督(47)に出場を志願した。17分57秒と抑え気味の出場で3点シュートは3本中2本成功。リバウンド9は、28分間出場したネパウエと並び、チーム最多だった。

平岡監督は「体調が整えばもっとバランス良く得点できる」と期待を寄せる。NBAスパーズ時代の13-14年にファイナルで優勝した経験を持つ。コート、ベンチで若手に積極的にアドバイスし、誰よりも声を出すなどリーダーシップも発揮する。「目標のチャンピオンシップには、みんなが同じ価値観を持てば行ける」。自分がその中心に立つ意志をプレーで見せた。【斎藤慎一郎】