バスケットボール女子のアジア杯が27日にアンマンで開幕し、東京オリンピック(五輪)で銀メダル獲得後、初の公式戦に臨んだ日本は格下のインドに136-46で大勝した。日本男子の監督に就任したホーバス氏の後任、恩塚亨新監督(42)は「選手たちが自分の持ち味を発揮してくれた」と振り返った。

新主将の林咲希やオコエ桃仁花らなど、東京五輪メンバーは5人が出場。日本は3点シュートを高確率で決め、第3クオーター終盤には早くも得点を100点台に乗せた。新指揮官は「効率よく、期待値の高いシュートを自分たちで作り出していけた」と満足げ。前半だけで19得点を挙げるなど、3点シュートを5本沈め24得点のオコエは「最近は練習でも調子が上がってきていた。その成果を出せた」とうなずいた。

大会は8チームが2組に分かれて1次リーグを実施。A組の日本は大会史上初の5連覇が懸かる。