女子日本代表の渡嘉敷来夢(30=ENEOS)が、復帰戦となる今季シーズン初戦でチーム最多35得点を挙げて勝利に貢献した。先発で約35分間プレーし、9リバウンドもマーク。強烈な存在感を示した。

昨年12月に右膝前十字靱帯(じんたい)断裂の重症を負った渡嘉敷は、それでも東京オリンピック(五輪)出場を目指してリハビリに励んできたが、6月に代表入りを断念。エースとして期待された大舞台に立つことはできなかった。

14日に行われたWリーグの開幕前会見では、順調に回復していることを口にし、「開幕戦が復帰戦になる予定。頑張っていきたい」と明るい表情で話していた。