ライオンズが13季ぶりの開幕7連敗を喫した。前半は16-17の1点差で折り返し。第3QにはFGで逆転したが、第4Qに入ってラムズに逆転のTDを許す。FGを加えられ、19-28で敗れた。16戦全敗だった08年以来の泥沼を抜けられない。

立ち上がりはよかった。QBゴフがWRスイフトに63ヤードのTDパスを決めて先制した。直後のキックオフでもオンサイドを成功させ、FGへとつなげた。ラムズのQBスタッフォードの2TDパスなどで逆転されたが、第3Qには4本目のFGで逆転した。しかし、そこまでだった。

第4Qに入って、スタッフォードに3本目のTDパスを許して再逆転された。ここからゴフは2連続インターセプトを喫す。この間にFGも決められ、9点差で7個目の黒星となった。

ゴフにとっては昨季までのホームでのアウェー戦だった。今季はドラフト全体1位同士での交換トレードで移籍した。スタッフォードの移籍希望がトレードにつながったが、その思い通りにラムズは3連勝で6勝目と好調だ。

ゴフは今季やっと8本目のTDパスだが、スタッフォードは19本をマークとなった。QBの成績がチームの成績に如実に表れる。売られた格好のゴフは古巣の元ホームで、まさに明暗の屈辱を味わされた。