2021年の世相を1字で表す「今年の漢字」が「金」に決まり、日本漢字能力検定協会が13日、京都市東山区の清水寺で発表した。

日刊スポーツでは恒例の各界著名人の今年の1字も紹介。

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東京オリンピック(五輪)の大会スタッフとしてバスの誘導係を務め、陸上男子110メートル障害ジャマイカ代表ハンスル・パーチメントがバスを乗り間違えた際にタクシー代を渡し、金メダル獲得の手助けをしたとして注目された河島ティヤナさん(25)は「心」を選んだ。「普段から相手の立場に立つこと考えていて『心は鏡』と思って過ごしています」。五輪での一件で自身の心境にも変化があったといい「ネガティブで自分に自信がなかったのですが、私の思っていることを肯定していいんだなと思えるような出来事でした」と笑顔を見せた。