関東大学リーグ戦2位の日大が、日体大(関東大学対抗戦5位)を41-22で退けた。

17-17と前半同点で折り返すと、後半にかけて一気に突き放した。準々決勝に駒を進め、26日に埼玉・熊谷ラグビー場で京産大(関西大学ラグビー1位)と対戦する。

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日体大の前に出ていく守備に苦戦した。フランカーで主将の飯田光紀(4年)は「FWのコンタクト部分のダブルタックルで、すごく受けてしまってモールがうまくいかなかった」。

後半は粘り強く前進を続けた。フッカーの井上風雅(2年)が後半早々にハットトリックを達成するなどチームに勢いを付けると、その後もFB普久原琉(3年)とNO8シオネ・ハラシリ(4年)がトライを奪った。前後半で計7トライ。粘る日体大を退け、3大会連続の8強に進んだ。

ベスト4を懸けて臨む相手の京産大について、飯田は「臆せずに自分たちのラグビーをしていけば、ベスト4も狙える」。中野克己監督は「接点を含めてコンタクトの強さを出していきたい。(日体大戦は)スクラムで課題が出たので、次戦ではそこを改善しなければ」と話していた。