ショートプログラム(SP)3位の鍵山優真(18=オリエンタルバイオ/星槎)が、3年連続表彰台となる3位に入った。大会後、北京五輪代表に決定した。

【男子フリー】羽生結弦 圧巻Vで北京五輪内定!2位宇野昌磨/全日本男子フリー詳細>

フリー2位の197・26点を記録し、合計292・41点。最終盤のトリプルアクセル(3回転半)こそ乱れたが、2種3本の4回転で高い加点を導き「今季は『五輪、無理なのかな』と不安な気持ちもあった。すごくほっとした」と演技後に涙があふれ出た。

ジュニアだった2年前。宇野、羽生に続く3位に入り「『おめでとう』と言っていただきましたが、その後の会見も含め、すごく緊張しました」と初々しく言った。シニア1年目の昨季は2年連続の3位。頂点には羽生、2位に宇野がいた。表彰台を意識して臨んだ大会で「緊張に負けた部分もある。もっともっと練習が必要」と1歩進んだ。

指導を受ける父正和さんと、親子での五輪出場も決めた。父は試合後、「できる限りのことをやってくれたと思います。前年の2年と違って、大きな価値がある」と振り返った。「感動しかなくて、彼が今シーズンやっぱり苦しんできたのも近くで見ていて知っていますし、すごく思うところがあって、苦しんで悩んだ。その重圧をこれからもどんどん続いてくると思うけれど、それをはねのけれたのは、そういう気持ちがあそこで爆発したと思います」ともたたえた。

今大会は「今季は五輪も懸かっている。2人を抜かさないといけない状況」と誓った。優勝は羽生。2位宇野との差は3・41点だ。2022年も挑戦は続く。